Office365自習書(ADFS)が公開されました

今年に入ってから、Microsoftより人気の自習書コンテンツとして、 Office365自習書AD FS によるシングルサインオン環境構築ステップバイステップガイド が公開されました。早速拝見させて頂きましたが、非常に参考になりました。

これからOffice365のシングルサインオン環境を構築しようという方には、是非ご覧頂いて一度実際に触ってみて頂くのが良いかなと思うのですが、少しだけOffice365側の仕様変更に伴ってこの手順からの差分が出てしまっているところがあり、躓いてしまう可能性がありますので、簡単に纏めさせて頂きたいと思います。

  1. ADFSのWindows Server 2008(無印)上でのセットアップが難しくなりました。
    • 特に事情が無い場合、Windows Server 2008 R2上へのセットアップを推奨します。
    • AD FSサーバのインストール時のフェデレーションドメインの設定に必要なツールが「フェデレーション構成ツール」から「Office 365 用 Windows PowerShell コマンドレット」に統合されました。
    • 上記コマンドレットの要件がWin7/2008R2のため、シングルサインオン用にドメインを構成する工程を別のコンピュータから実行する必要があります。
    • AD FS ProxyならびにAD FSファームの2台目以降などのインストールには影響有りません。
  2. [5.1]ディレクトリ同期のデフォルト時のオブジェクト数制限が10000から20000に緩和されました。
    • 20000を越える場合は解除する数を指定の上、サービスリクエストを上げて数を緩和する必要があります。
    • サービスリクエストの処理には時間が掛かりますので、ディレクトリ同期ツールのインストールする1週間前にはOffice365を開通させ、リクエストを出しましょう。
  3. [9.3]ドメインの所有確認 で独自ドメイン追加後の表示が”確認済み”に変更になりました。
    • 7で「追加したドメインの状態が”アクティブ”になっていることを確認します」となってますが、いつまで待ってもアクティブにはなりません。(昨年途中から表示が「確認済み」に変わってます。)

説明の記述が誤っていて訂正したいなと思っているところが有ったり、企業向けに必須な機能である「アクセス制御」の機能を実現するために必要なAD FS 2.0 RU1についても是非取り込んだ形で、何か簡単な物でも作って公開していきたいと思います。

#今の自習書ベースに直すなら簡単ですが、MSさんの著作物なので勝手に改変する訳にもいかないですしね…

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Microsoft Online Serviceモジュールの更新

気づくと年が明けてもう1月後半です。本業の方の忙しさにかまけて更新サボってしまってしまっておりました、いけないですね。気を取り直して今年の初投稿です。

久しぶりにPowerShellでOffice365(Exchange Onlineではなく)に接続したところ、以下の様なメッセージが表示されるようになりました。

何やら、モジュールが新しくなったのでポータルからダウンロードしろということ。早速ポータルからAdministrationconfig-ja.msi をダウンロードして実行してみます。

アンインストールしてからインストールとのこと。開いているPowerShellウィンドウを閉じてアンインストールを実行します。再起動は必要有りませんでした。そして、もう一度インストーラーを実行すると無事にインストールが完了します。

エラーも表示されなくなりました。

何が変わったのかと調べてみると、これかな?というのがTechNetに詳細がありました。

Microsoft Online Services – 2011 年 12 月の新機能
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh771296.aspx

どうやら、

  • Get-MSOnlineUser
  • Set-MSOnlineUserPassword

の2つのコマンドが追加されたとのこと。早速試したところ、そんなコマンドは無いと怒られてしまいます。

もう一度TechNetで確認したところ Online Services – Business Productivity Online とのこと。これはBPOSに関する更新のことっぽいですね。

ということで、何が変わったかは調査中なのですが、とりあえず警告メッセージは出なくなったので良しとしますか。