【新機能】パスワード有効期限ポリシーの変更

Office365では、オンプレミスのActive Directory同様、デフォルトで「有効期限:90日」のパスワード有効期限のポリシーが定められており、当初はこちらを変更することはできませんでした。(このポリシーに合わない場合は、「無期限にする」という選択肢しかありませんでした。)

また、Outlookを利用している場合、パスワードの期限切れが近づいた場合にユーザーにそれを通知する機能がありましたが、こちらの通知期間もデフォルトで14日前からとカスタマイズはできない固定値でした。 【参照】Outlook パスワードの有効期限切れ通知

この夏(8月頃)のサービス更新でこちらの両方のパラメータをドメインごとに変更できるように改善されましたので、今回はこちらを紹介します。同じサービスでも、提供期間内にこういった改善事項がどんどん実装されていくというのはクラウドサービスならではですね。

こちらの変更ですが、PowerShellから実行をします。(一時期は管理者ポータルの画面から設定できたように記憶をしているのですが、現時点では確認できませんでした)

Windows PowerShell 用 Microsoft Online Services モジュールをインストールしている環境から、以下のコマンドを実行します。

$LiveCred=Get-Credential
Connect-MsolService -Credential $LiveCred
Set-MsolPasswordPolicy -NotificationDays xxx -ValidityPeriod yyy -DomainName contoso.onmicrosoft.com
Set-MsolPasswordPolicy -NotificationDays xxx -ValidityPeriod yyy -DomainName contoso.com

推察はできるかと思いますが、xxxにパスワード期限切れの事前通知期間を、yyyにパスワードの有効期限を設定します。設定可能な値は、xxx:7(1週間前)~60(2か月前)かつyyy以下 yyy:7(1週間)~1000(約3年間)です。

また、設定はドメインごとに実施をする必要があります。ドメインによってポリシーを変える(例えば関連会社を同一テナントに入れている場合など)ことも可能です。

なお、ここで以前の値より有効期限を短くした場合、このカウントは「そのユーザーが前回パスワードを変更した日」からの日数になりますので、ポリシーを変えた瞬間に期限切れになる可能性がございます。Webからのアクセスであればパスワード変更画面に飛ばされるのでさほど問題はないですが、POP/IMAPやActiveSyncなどは突然接続できなくなるように見えるので、短縮する場合はご注意ください。

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